小上がりの和室

Posted by: 中田 平次  :  Category: 注文住宅

最近では住宅においても欧米化が進み、昔ながらの純和風の住宅は数を少なくしてきました。そんな中和室のない家というのも珍しくはなくなってきているのです。しかし日本人であるならば、和室の居心地の良さはこれから先も伝えたいものの一つだと私は思っています。我が家の新築住宅には小上がりの和室を設けました。和室と言っても最近ではいかに洋風住宅に調和する和室であるかが求められています。

我が家が小上がりの和室にしたのは、洋風リビングと隣接した和室にしたからです。洋風の空間と畳の和の空間が違和感なく存在するには和室を小上がりにして高低差を付けることで、それぞれの空間が引き立ちます。洋風リビングとの調和と空間にメリハリを付けるために和室を小上がりにしたのです。しかし小上がりの和室にしたことで魅力がたくさんありました。まず畳下に生まれるデッドスペースを利用して収納スペースを充実させることができています。

リビングに隣接した和室なので、リビングで必要な物と和室で必要な物どちらもこの畳下に収納できるのです。そしてこの高さが腰を下ろす場所に最適なのです。家事の合間にソファにちょっと腰をかけたいと思っても家族が占領していることが多いです。床に座り込んでしまうと立ち上がるのが面倒になり、つい家事を後回しにしがちです。この小上がりの和室を利用してちょっと腰を下ろす休憩場所として最適なのです。畳なのでそのまま体を倒して休むこともできます。ゆっくり休憩しても小上がりになっているので、サッと立ち上がれ家事への取り掛かりもスムーズなのです。小上がりの和室には魅了がたくさんあるのでお勧めです。

ほっこりできる空間とは

Posted by: 中田 平次  :  Category: 新築

  先日、友人に招かれてお家に訪問してきました。

 3年前に新潟新築を購入して、夫婦と小学生の子供との3人暮らしです。建売住宅なのですが、ちゃんと庭付きのお家でした。

 ダイニングの奥にリビングがひと間続きであり、その横に6帖の和室のある、ごくごく普通の間取りのお家でした。

 わたしはとうぜんリビングに通されるものと思っていたのですが、彼女が案内してくれたのは、なんと和室のほうでした。若い世帯では和室離れが進んでいるといいます。他の友人宅におじゃました際も和室はあるものの、あまり使用している感じではありませんでした。

 ところが今回訪問した友人宅では、和室がくつろぎのスペースとして大いに活用されていました。庭に面してある和室はとても明るくて、天気のよい日は窓を開け放って和室で過ごすのがお気に入りだとか。旦那さまお手製の濡縁があり、きっとそこでお茶菓子を食べながら夫婦水入らずの時間を過ごしているんだろうなって想像できました。

 和室には東南アジア風の織布のタペストリーが掛けられてあり、吊り押入れの下部には一輪挿しの花器にガーベラの花が飾ってあります。和室だから和の物とこだわらず、彼女のセンスでコーディネートしているところが、よいなあと思いました。

 大切に使用されている居室であることが、そういった細かな演出に現れている気がします。

 わたしは普段は椅子での生活に慣れているせいか、床に直に座るという生活を忘れていた気がします。しかし、友人宅で和室で過ごしてみて、目線の低い生活が妙に落ち着くものだということに気づきました。

 和室って、いいものですね。