照明は住まいの表情づくり

Posted by: 中田 平次  :  Category: 新築

住まいを新築する時、それぞれがテーマを持っていることが多いです。洋風、和風、和モダン、フレンチカントリー、カナディアンカントリーなどです。玄関にしても、その選んだテーマに沿って、考えていくことになります。例えば、玄関土間の仕上げもそうです。

和風や和モダンの場合、コンクリートの下地に玉砂利で仕上げたり、石材を貼ったりします。照明にしても、テーマに沿って選んでいく
ことになります。

私の友人が住まいを新築する時、シンプルモダンな住まいにしたいと思いました。玄関土間は、コンクリートの下地に玉砂利で仕上げ、御影石をポイントに貼りました。玄関土間と玄関ホールは段差をなくしましたので、かなり広々とした感じになりました。玄関ホールに設置した階段の下を利用して、シューズインクロゼットを作りましたので、玄関全体がすっきりしました。

照明については、玄関土間の上に、天井に埋め込むダウンライトを3個採用しました。ダウンライトを採用したお陰で、天井がフラットな状態のままですから、すっきりしています。玄関は北側にあり、隣家と接していますから、ローサイドライトしか設けることができませんでした。風通しにはよいのですが、採光には不十分で、このダウンライトだけでは、暗く感じてしまいます。

そこで、玄関ホールの正面の壁に、ウッドコンパクトブランケットライトを2個付けました。ライトの色は温かい色を採用しました。壁は、珪藻土を塗りましたので、表面に凹凸がありますから、ブランケットライトの光が微妙に乱反射して、明るさだけでなく、壁にも表情が出ました。照明というのは。単に、明るくすればよいという問題ではなく、光の色、表情なども大切になってきます。シンプルモダンな玄関ですから、照明の表情が映えます。